花のような笑顔
狼の部屋の中はすごく広くて、ゴミ一つないぐらい綺麗だった。
家具も黒と白に統一されていて落ち着いていた。


狼『1ヶ月も寝込んでたからお風呂入りたいだろう?』


華『うん、でも着替えは?』


狼『洋服は俺のを貸す。下着は適当に買ってくるから心配すんな。』


華『分かった!ありがとう。』


そしてお風呂場に向った。
黒のウィッグと黒のカラコンを外し、服を脱いでお風呂に入った。

お風呂もめっちゃ広くてびっくりする。


自分の髪と目をみて狼は受け入れてくれるか心配だった…。

気持ち悪いとか言われたら私はこの家を出て行こう。

そう決めて身体と髪を丁寧に洗ってお風呂から出た。

かごの中の下着とスエットを着てウィッグとカラコンはしないまま素の姿でリビングに行った。
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