花のような笑顔
狼『なんか生活感なくねーか?』


そう、私の家は両親が生きていた時は生活感があったが、両親が死んでからは生活感があると逆に悲しくなると思い必要最低限の物しか置かなくなった。


華『うん。生活感あると逆に寂しくなるから…。』


狼『そうか。でもこれからは寂しいなんて思わないぐらいそばにいてやる。』


華『ん、ありがとう。

とりあえず着替えてくるね?

狼はソファーにでも座ってテレビでも見てていいから。』


狼『あぁ、分かった。』


部屋にきてクローゼットをあけたものの…何着ようかな。

ラフな感じでいいよね?

黒のショーパンに白のTシャツにクリーム色のカーディン、黒のハイソックスを着て狼のいるリビングに戻った。
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