キラキラ〜不良な君に恋してる〜
「とりあえず、おめでとう!本当に良かった!」
梨奈ちゃんと洸くんには、時間を見つけて一緒に。
もちろん、葵くんと一緒にね。
「…浩。いろいろ…すまなかった」
葵くんは約束通り、洸くんに謝る。
なんだか、嫌いやそうに見えるのは気のせいだろうか。
「…葵は、俺の事なんだと思ってんだよ」
「なにって…、だちだろ」
「だちならなぁ!もっと頼るんだよ!バカヤロー!」
洸くんは荒れている。
洸くんなりに悔しいんだろう。
葵くんになにも相談されなかったこと。
その気持ちはわかるから、葵くんが誠心誠意謝るしかない。
「だから、悪かったって」
「そんな投げやりに謝られてもな!絶交ってそう簡単じゃねぇんだよ!」
「…あんた、小学生か」
「梨奈は黙ってろよ!」
洸くんの怒りが飛び火している。