キラキラ〜不良な君に恋してる〜



…眠れなかった。



昨日は帰りが遅かったことで、お母さんに怒られ。
そのまま部屋に行き寝ようとしたけれど、いろんな思いが頭をグルグル回って…。
結局そのまま朝を迎えてしまった。




ああ、バカだ。
浮かれて、勘違いして、からまわって。




…頭がボーっとする。
睡眠は大事だと、つくづく思ったはずなのに。

いとも簡単に乱されてしまう。



やっぱり、私にはあの人たちは眩しすぎた。






鞄に今日の授業にいるものを詰めていく。
優等生な自分が、一番しっくりくるんだ。
だから、仕方ない。


そもそも、生き方が違うんだ。






少しだけ、夢を見れたと思えば…。







「ちょっこちゃーん!」






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