キラキラ〜不良な君に恋してる〜
あんな、いかにも遊んでるんでしょ?って決めつけるような言い方。
するべきじゃなかったのに。
怒るのは当然だし、無視されたって仕方ない。
だから、傷つくのは違うでしょう。
「葵くん…!」
謝るのが先でしょう。
ちゃんと、目を見て、謝るの。
軽率なことを言ってごめんなさいって。
葵くんは、私の呼びかけにも立ち止まることはなく。
振り向きもしないで進んでいく。
めげたりしない。
私のせいなんだ。
「待って、…葵く…」
伸ばした手は、空を掴みそのまま下へ…。
視界が暗闇に包まれていく。
私の身体は、そのまま床に倒れこんだ……。