しろっぷ
「つーちゃん？」
「軽々しくその名前を呼ばないで！！」
「は、はぁ、すいません。そ、それでそのつー・・・いやその方はもしかして、先輩の・・・カレ」
「優香里さんの弟君」
「ああ優香里さんの！」
「馴れ馴れしく優香里さんって呼ぶな！！」


　そう言えば正志、あの時優香里さんを見て赤くなっていたな〜。
　そう言えばつーちゃんのメッセージで・・・。

　と、ゆかりはあることを聞くのを思い出し、詰めいるように正志に迫る。
「正志、優香里さんに変なことしなかったでしょうね？」
　貴人の分まで正志を睨みつけたゆかり。
　それが行動に現れてか徐々に距離を詰め、まるで威嚇しているかのようになっていた。
「変なこと？」
「あの後のこと一切報告なかったよね？まさかと思うけど優香里さんに変なことしなかった？」
「変なこと？」
「そんなことを女の私に言わすな！！」
「ゆ、指一本触れてません！！」
「誓える？」
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