しろっぷ
「圡方正志?はいわかりました」
「え!?」
女子高校生は何の躊躇(ちゅうちょ)もなく棚から正志のやつを探し、棚から何かを取り出すと何時ものように行った。
「2400円です」
「あ、あの・・・」
「買わないんですか?」
「いや、そうじゃなくって・・・、いいんですか他人のを勝手に買っても?」
「さあ?」
「さあって」
「たまに好きなアイドルの名前を買いに来る人とかいますよ?」
「・・・本当に?」
「はい。別に珍しいことではないです」
「か、買ってどうするんです?」
「さあ?」
何ていい加減なところなのこの店は!
ってそれを買う私も私なんだけどさ。
でも、買った人が他にもいるみたいだから買っても大丈夫ってことだよね?
いやでもそれって何か悪いことをしているような・・・。
ゆかりの一人自問自答を待っている女子高校生は、レジの机に人差し指をトントントントンさせていた。
「え!?」
女子高校生は何の躊躇(ちゅうちょ)もなく棚から正志のやつを探し、棚から何かを取り出すと何時ものように行った。
「2400円です」
「あ、あの・・・」
「買わないんですか?」
「いや、そうじゃなくって・・・、いいんですか他人のを勝手に買っても?」
「さあ?」
「さあって」
「たまに好きなアイドルの名前を買いに来る人とかいますよ?」
「・・・本当に?」
「はい。別に珍しいことではないです」
「か、買ってどうするんです?」
「さあ?」
何ていい加減なところなのこの店は!
ってそれを買う私も私なんだけどさ。
でも、買った人が他にもいるみたいだから買っても大丈夫ってことだよね?
いやでもそれって何か悪いことをしているような・・・。
ゆかりの一人自問自答を待っている女子高校生は、レジの机に人差し指をトントントントンさせていた。