しろっぷ
9、終わりの向こう。
ゆかりはその足で社長室に。
トントン・・・失礼します。
中に入ると貴人は座っており、デスクに置いてある置き時計に目をやる。
「遅いぞ、1分7秒の遅刻だ!!」
「す、すみません・・・」
「まあいい」
アレ?
今日の貴人さんはいつもどおりの貴人さんだ。
どうしたんだろう?腕時計はまだ付けていないみたいだし。
置いてある置き時計が『しろっぷ』で買ったものだとも知らないゆかりは、いつも日課であるコーヒー作りを始めた。
「社長、朝のコーヒーです」
「うん・・・」
昨日とは打って変わって、のんびりと朝のコーヒーを楽しむ貴人。
よく見ると昨日山のようにたくさんあった書類は半分近く処理されている様子。
「しゃ、社長。今日は絶好調ですね」
「まあな、ゆかりのおかげだ!」
「私がですか?」
「ああ。さて、そろそろ始めるか?」
「は、はい」
「それじゃあ・・・アレ!!」
トントン・・・失礼します。
中に入ると貴人は座っており、デスクに置いてある置き時計に目をやる。
「遅いぞ、1分7秒の遅刻だ!!」
「す、すみません・・・」
「まあいい」
アレ?
今日の貴人さんはいつもどおりの貴人さんだ。
どうしたんだろう?腕時計はまだ付けていないみたいだし。
置いてある置き時計が『しろっぷ』で買ったものだとも知らないゆかりは、いつも日課であるコーヒー作りを始めた。
「社長、朝のコーヒーです」
「うん・・・」
昨日とは打って変わって、のんびりと朝のコーヒーを楽しむ貴人。
よく見ると昨日山のようにたくさんあった書類は半分近く処理されている様子。
「しゃ、社長。今日は絶好調ですね」
「まあな、ゆかりのおかげだ!」
「私がですか?」
「ああ。さて、そろそろ始めるか?」
「は、はい」
「それじゃあ・・・アレ!!」