しろっぷ
ビルから出ると風は無風で、ビルと外との気温の差はほとんどなく、暖かくも寒くもない。
えっと・・・・・あれ?近藤社長がいないぞ?社長室かな?
ビルの外や外から見える一階の待合室などに目を向けたが、そこには貴人らしき人影はない。
残りは1分弱・・・。
スマートフォンの時計で時刻を確認し周辺を見渡すが、ゆかりに声を掛ける者はなかなか現れない。
また、休日の今日は人がほとんどおらず、ビルの前で一人ポツンと取り残されたような感覚を覚えた。
もしかしてあのバカ社長、私をからかっているんじゃないでしょうね?
あのバカ社長ならやりかねないな〜。
と、考えていると一台の高そうな車がゆかりの前に停車し、ドアミラーが開いた。
「今度は遅刻しなかったようだな」
「ば・・・いえ社長!!」
「ば?ばってなんだ?」
「いえ、何でもないです。気のせいです!」
「そうか?早く助手席の方に乗れ」
えっと・・・・・あれ?近藤社長がいないぞ?社長室かな?
ビルの外や外から見える一階の待合室などに目を向けたが、そこには貴人らしき人影はない。
残りは1分弱・・・。
スマートフォンの時計で時刻を確認し周辺を見渡すが、ゆかりに声を掛ける者はなかなか現れない。
また、休日の今日は人がほとんどおらず、ビルの前で一人ポツンと取り残されたような感覚を覚えた。
もしかしてあのバカ社長、私をからかっているんじゃないでしょうね?
あのバカ社長ならやりかねないな〜。
と、考えていると一台の高そうな車がゆかりの前に停車し、ドアミラーが開いた。
「今度は遅刻しなかったようだな」
「ば・・・いえ社長!!」
「ば?ばってなんだ?」
「いえ、何でもないです。気のせいです!」
「そうか?早く助手席の方に乗れ」