歩道橋で会おうね。








スタスタとそれ以外何も話さず、私たちは道路沿いを歩く。




「…そういえば」



いきなり呟いたハルキくん。

何を言い出すんだ?








「ごめん」








…は?

夢?

私は自分でほっぺたを引っ張る。



いだだだだ…。

痛い。

夢じゃない。





ハルキくんが、

あの毒舌王子が、




謝った…!?










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