The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~

Scene.2

昼食を食べ終えた13時頃、唐突に俊哉から電話があった。


今夜のパーティーの準備で多忙なアヤに代わって、どうやら親友である彼が買い出しを担当する事になったらしい。




「都那も一緒に行くか?

今日は少し遠くまで行くんだけど。」




軽いドライブだと思えばちょうどいい。


しかも今回は、俊哉が車を出してくれるそうだ。




―――これで、もう1人でいなくて済む……。




私は俊哉の誘いに快諾の返事をし、出掛ける準備を整えながら俊哉の迎えを待った。
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