The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~
Scene.3
「おい都那、起きろ!
Ni-naに着いたぞ。」
俊哉に声を掛けられ目を覚ますと、真っ暗な中に“Ni-na”と書かれた看板が煌々とライトアップされていた。
そして店のバルコニーや入口付近には、クリスマスらしいイルミネーションがキラキラと瞬いている。
「……えっ!私、眠ってたの?」
気付けば既に、車はNi-naの駐車場に停められていた。
慌てて窓の外を確認する私を見て、運転席の俊哉が可笑しそうに微笑む。
彼は私より先に車から降り、エスコートするかのように助手席のドアを開けてくれた。
Ni-naに着いたぞ。」
俊哉に声を掛けられ目を覚ますと、真っ暗な中に“Ni-na”と書かれた看板が煌々とライトアップされていた。
そして店のバルコニーや入口付近には、クリスマスらしいイルミネーションがキラキラと瞬いている。
「……えっ!私、眠ってたの?」
気付けば既に、車はNi-naの駐車場に停められていた。
慌てて窓の外を確認する私を見て、運転席の俊哉が可笑しそうに微笑む。
彼は私より先に車から降り、エスコートするかのように助手席のドアを開けてくれた。