The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~
「連日の仕事とNi-na通いで疲れてたんだろ?
12月の郵便局は、年賀状の販売や帰省の荷物引き受けなんかで忙しいしな。
蘭島辺りからウトウトし始めてたから、そのまま寝かせておいたんだよ。」
「そうだったんだ……。
ごめんね、勝手に寝ちゃって。」
俊哉は「気にすんな」と言って、車から降りた私の頭をポンポンと軽く叩いた。
「ほら、主役がいないとパーティーが始まらないだろ。
アヤが待ってるから、早く行くぞ!」
そう言って俊哉は、おもむろに私の手を引いて歩き始めた。
12月の郵便局は、年賀状の販売や帰省の荷物引き受けなんかで忙しいしな。
蘭島辺りからウトウトし始めてたから、そのまま寝かせておいたんだよ。」
「そうだったんだ……。
ごめんね、勝手に寝ちゃって。」
俊哉は「気にすんな」と言って、車から降りた私の頭をポンポンと軽く叩いた。
「ほら、主役がいないとパーティーが始まらないだろ。
アヤが待ってるから、早く行くぞ!」
そう言って俊哉は、おもむろに私の手を引いて歩き始めた。