The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~
「俊哉、本当にありがとう。
今日は、今まで生きてきた中で最高の誕生日だよ!」
隣にいる俊哉に興奮しながらそう伝える。
彼は少し照れながらも嬉しそうに笑みを浮かべ、大きな手でVサインを作って見せた。
この大きなVサインを作る手は、数分前まで私の手に繋がれていたはず。
小さい頃はこの手もまだ小さくて、頼りなさげな幼い彼に手を引かれた私は……――――――
俊哉と一緒にいると、どんどん昔の記憶が思い出されていく。
無意識の中で忘れ去られていった、幼い頃の楽しい思い出を・・・。
今日は、今まで生きてきた中で最高の誕生日だよ!」
隣にいる俊哉に興奮しながらそう伝える。
彼は少し照れながらも嬉しそうに笑みを浮かべ、大きな手でVサインを作って見せた。
この大きなVサインを作る手は、数分前まで私の手に繋がれていたはず。
小さい頃はこの手もまだ小さくて、頼りなさげな幼い彼に手を引かれた私は……――――――
俊哉と一緒にいると、どんどん昔の記憶が思い出されていく。
無意識の中で忘れ去られていった、幼い頃の楽しい思い出を・・・。