The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~
気付けば、いつの間にか足元がふわふわしている。


ワインのアルコールのせいで、千鳥足になる程酔っ払ってしまったようだ。




今、何時なんだろう。




ま、いいや……。


明日は日曜日だから仕事はないし、帰りは俊哉が送ってくれるんだから。




ワイングラスを手に持ったままNi-naの店内を徘徊する私。


そんな私を見つけた俊哉が後を追いかけてきて、心配そうに体を支えながら声を掛けてくれる。
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