The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~
まだ明け方の4時。
だけど窓の外は真っ暗で、闇の中に響く吹雪のゴォゴォという音だけが耳に残って気味が悪い。
マンションの8階。
周りに障害物がないはずのこの場所にも、強い風の音はしっかりと届いていた。
「……ッ!!」
煩い吹雪のせいで再眠できなくなった。
こんな真っ暗な中で、私は何をして過ごせばいい……?
1人でいると、一体何をしていいのかがわからない。
気を抜くと過去を振り返ってしまう。
だから私は、誰かと一緒にいる事で前向きな自分を保っていたかった。
だけど窓の外は真っ暗で、闇の中に響く吹雪のゴォゴォという音だけが耳に残って気味が悪い。
マンションの8階。
周りに障害物がないはずのこの場所にも、強い風の音はしっかりと届いていた。
「……ッ!!」
煩い吹雪のせいで再眠できなくなった。
こんな真っ暗な中で、私は何をして過ごせばいい……?
1人でいると、一体何をしていいのかがわからない。
気を抜くと過去を振り返ってしまう。
だから私は、誰かと一緒にいる事で前向きな自分を保っていたかった。