The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~
ロッジ内の売店からは甘い香りが立ち込め、その美味しそうな匂いはロビーにも充満している。
涙をこらえてじっと黙っている雪凪の髪を撫で、私は売店に並べられた甘い香りのおやつを指差した。
「雪凪、これ、何かわかる?」
「んー、メロンパン!」
「そう。いい匂いがするでしょ?
焼き立てですよ~って、お知らせしてるみたい。
メロンパン、好き?」
「うん!」
「それじゃあ、3人で分けて食べよう。
1つ買ってあげるから。」
私はホイップクリームを挟んだメロンパンを1つ購入し、ロッジの奥にある休憩所へと向かった。
涙をこらえてじっと黙っている雪凪の髪を撫で、私は売店に並べられた甘い香りのおやつを指差した。
「雪凪、これ、何かわかる?」
「んー、メロンパン!」
「そう。いい匂いがするでしょ?
焼き立てですよ~って、お知らせしてるみたい。
メロンパン、好き?」
「うん!」
「それじゃあ、3人で分けて食べよう。
1つ買ってあげるから。」
私はホイップクリームを挟んだメロンパンを1つ購入し、ロッジの奥にある休憩所へと向かった。