The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~
「もしもし、どうしたの?」




――― 「都那、悪いんだけど医務室まで来てもらえるかな?」




「医務室?どうして?」




――― 「実は、海晴が転んで捻挫しちゃって……。

たまたま近くにいた人にすぐに助けてもらえたんだけど。

もしかしたら、すぐに帰らなくちゃいけなくなるかもしれない……。」




「えーっ!大変!」




私は通話を終了させ、紅葉と雪凪を連れ急ぎ足でロッジの医務室へと向かった。
< 175 / 376 >

この作品をシェア

pagetop