The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~
アヤは海晴の方に近付き、甘い香りを漂わせる小さな紙袋を手渡した。
その紙袋の中身を、きっと私は知っている。
「大丈夫か?
痛いのが治って泣き止んだら、これ食べて元気出しなよ?」
アヤは海晴の頭を優しく撫でた。
海晴は一瞬きょとんとしてアヤの顔を見上げたが、魅力的な甘い香りによってすっと泣き止んだ。
「お兄ちゃん、ありがとう。
僕、もう泣いてないから食べていい?」
「ああ、いいよ。
泣きながら食べたら喉詰まらせるからな。
出来立てだから、きっと超美味いぞ!」
その紙袋の中身を、きっと私は知っている。
「大丈夫か?
痛いのが治って泣き止んだら、これ食べて元気出しなよ?」
アヤは海晴の頭を優しく撫でた。
海晴は一瞬きょとんとしてアヤの顔を見上げたが、魅力的な甘い香りによってすっと泣き止んだ。
「お兄ちゃん、ありがとう。
僕、もう泣いてないから食べていい?」
「ああ、いいよ。
泣きながら食べたら喉詰まらせるからな。
出来立てだから、きっと超美味いぞ!」