The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~
「じゃあ、決まり!

今夜店で年越しパーティーするから、お前は強制参加ね。」




「はぁ~?

ちょっと、何でそうなるのよ!?」




思わずアヤのウェアの裾を掴む。


その反応が彼の予想通りだったのか、アヤは更に私をからかうように、少しいじけた口調でこう続けた。




「だってさぁ……。

お前、クリスマス以来全然店に来てくれないじゃん?

俺、ちょっと寂しかったんだけど……。」




「そっ、それは……!!」




思わず言葉を詰まらせる。




言えない……。


きっとアヤは、あの夜の私と俊哉の関係を知らないから。
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