The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~
「都那ちゃん、トイレに行きたいんだけど……。」
私の服の袖を引っ張り、恥ずかしそうにトイレの場所を聞く菜花。
この店のトイレは、カウンターの左側にある通路を進んだ先にある。
しかしそこへ行くには、必ず俊哉のすぐ傍に行かなくてはならない。
「1人で行けるでしょ?
あの通路の先にあるから……。」
菜花はもう5年生。
きっとトイレくらい1人で行けるはずだ。
でも……。
「大人がいっぱいで恐い。
都那ちゃん、付いてきてくれる……?」
「えっ……、うん……。」
私の服の袖を引っ張り、恥ずかしそうにトイレの場所を聞く菜花。
この店のトイレは、カウンターの左側にある通路を進んだ先にある。
しかしそこへ行くには、必ず俊哉のすぐ傍に行かなくてはならない。
「1人で行けるでしょ?
あの通路の先にあるから……。」
菜花はもう5年生。
きっとトイレくらい1人で行けるはずだ。
でも……。
「大人がいっぱいで恐い。
都那ちゃん、付いてきてくれる……?」
「えっ……、うん……。」