The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~
「これで大丈夫だ。

もうミックがこの店に来る事はないよ。」




「アヤ、ありがとう。

そして、俊哉には何てお礼を言ったらいいのか……。」




少し照れながら俊哉の方を向く。


しかし彼は、まだ複雑そうな表情を浮かべている。




「……俊哉?どうしたの?

もうミックはここに来ないって……――――――」




深い溜め息を吐く俊哉。




ミックとの一件は解決した。


しかし彼には、まだ抱えたままの苦い思いがあって……。
< 213 / 376 >

この作品をシェア

pagetop