The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~
「まだ話は終わってないぞ?」




「えっ……?」




気まずそうにフフッを笑う俊哉。


この時私は、あの朝ホテルで目覚めた時の様子を思い出した。




「そういえば私、あの時裸で眠ってたんだ……!!」




その呟きにアヤは驚いた表情を浮かべ、俊哉は複雑そうに苦笑いを浮かべた。




「俺さ、ミックに飲み物を掛けた時、勢い余って都那にもぶっかけちゃったんだよ。

そしたら都那、ブーブー文句言いながらほっぺた膨らまして怒ってさ。」
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