The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~
「ははは……。ここ見てみ?

人間関係のもつれあり、だって。」




「お前、ミックの事出禁にしたから、外人たちから恨まれてたりして。」




私と俊哉は、アヤをからかうように顔を見合わせて笑った。




「いや、あれは明らかにミックが悪いだろ!?

俺は当然の事をしたまでさ。」




少しいじけながら境内の方へ歩き出し、アヤは1人でおみくじの札を結びに行ってしまった。


俊哉はその場に留まり、私と一緒にお互いの札に書かれていた運勢を詳しく見比べていく。
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