The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~
「なぁ、都那。

明日は何時から仕事?」




「8時半からだよ。何で?」




私の返答に安堵の表情を浮かべる俊哉。


ポリポリと頭を掻きながら、彼は隣で運転している私にこう提案した。




「俺さぁ、まだちょっと飲み足りないのよ。

もし時間がまだ大丈夫なら、もう少しだけ付き合ってくれないか?」




時刻はまだ22時。


これから飲み始めても、恐らくある程度の時間には眠る事ができるだろう。




「うん。いいよ。

私も少し飲みたいと思ってたし。」
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