The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~
「うん、そうなのかもしれない。」




「……マジか!」




「あの頃はまだ小さくて、正直恋なんていうものはわからなかった。

だけど、大人になった今こうやって思い返してみたら、きっとあれが初恋だったのかもしれないって思う。」




当時は未熟で、きっと彼を好きだった事にすら気付けなかった。


だけど大人になって思い出を掘り返してみたら、あの頃の私の行動は正に恋する少女そのものだったような気がする。
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