The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~
今、俊哉のチームはどこで何をしているのだろう?




他のチームの情報は一切入ってきていない。


Ni-naを出発して約8時間、これまでに誰の携帯電話もまだ鳴っていなかった。




「みんなどこにいるんだろうな?

俺らみたいに順調だといいけど。」




菓子店を後にしながらぼんやりとアヤが呟く。




自分たちの事で精一杯。


みんながそうであっても、やっぱりアヤだけは違ったようだ。




「ここからは斗真が運転手な!

俺、他のチームに連絡を取ってみるよ。」




「おう、わかった!」
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