The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~
Scene.4
目の前には、中央が山のように盛り上がった熱々の鉄鍋が置かれている。
「我ながら、引きの強さに感心するわ。」
笑みを湛えそう漏らすアヤの目は、たれに漬かった大量のラム肉に釘付けだ。
もちろん目を輝かせているのはアヤだけじゃない。
斗真も豊も、そして私も同じだった。
「ジンギスカンの名店、“大畠ジンギスカン”かぁ。
滝川は帰省の時に通過するだけだったけど、こんなに素敵なお店があったんだね!」
「我ながら、引きの強さに感心するわ。」
笑みを湛えそう漏らすアヤの目は、たれに漬かった大量のラム肉に釘付けだ。
もちろん目を輝かせているのはアヤだけじゃない。
斗真も豊も、そして私も同じだった。
「ジンギスカンの名店、“大畠ジンギスカン”かぁ。
滝川は帰省の時に通過するだけだったけど、こんなに素敵なお店があったんだね!」