The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~
「ねぇ、もし飲みたいならビールも飲んでもいいよ。

ここからは私が運転するからさ!」




ジンギスカン鍋を目の前にして目を輝かせる3人に、私は食後の運転手を自ら買って出た。


しかし……。




「いやいや、都那には運転させたくない。

特に夜間は危ないし。」




真っ先に厚意を断ったのは、私を心配したリーダーのアヤだ。




「でも、せっかくならみんなで飲みたいでしょ?

私は元々ビールは飲まないからさ。」
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