The second partner ～夢と英雄と雪解けの記憶～

リビングの風景は、最後にここへ帰ってきた半年前と何も変わっていない。




テレビには昔と同じチャンネル。


ソファーで新聞を片手にコーヒーを飲む父の姿や、仕事へ向かう準備をする莉那の姿も昔のままだ。




「都那、一緒にいらしたお友達を紹介してちょうだい。」




「あっ、うん。」




母は父の掛けているソファーに腰を下ろし、私が連れてきた３人の男性の姿をまじまじと見つめた。