The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~
「ご兄弟はお元気?

みんなトヨちゃんの旅館で働いてるの?」




「いえ、俺は山田で店をやってるんです。

兄は旅館を継ぐために、今必死になって頑張っていますよ!」




「そう……。

トヨちゃんとはもうしばらく会ってないけど、あの人はきっと相変わらずでしょうね!」




母がそう言うと、アヤも笑いながらこくりと頷いていた。




「そうですね……。

親父は昔と何も変わっていませんよ。」
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