The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~
男性に囲まれ、紅一点旅行に参加している私。


それでも、彼らは私の事を女性として気遣ってくれている。




親しき仲にも一定の礼儀は必要。


もう、私はいい年齢だ。


最低限の恥じらいを持つべきだと、軽率な自分の発言を反省した。




しかも、この言葉を放ったのはアヤの前。


彼はさほど気に留めてはいなかっただろうが、私自身、彼が相手だとどうしても気にしてしまう。




―――やっぱり、意識してるのかな……?
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