The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~
そんな事を考えると、また顔が熱くなってくるような気がした。
アヤに見えないよう頭を振り、妄想が膨らみ収拾の付かない自意識過剰な気持ちを落ち着ける。
―――どうして私は、こんなにもアヤの事を意識しているのだろう?
優しくされ過ぎたから?
それとも、昨日手を握られたから?
気付けば彼の事を考えている。
いつも近くにいて、他愛のないやり取りを繰り返していただけの仲なのに。
理由はわからないけど、今もまだ、心臓の鼓動はドクンドクンと高鳴ったままだった。
アヤに見えないよう頭を振り、妄想が膨らみ収拾の付かない自意識過剰な気持ちを落ち着ける。
―――どうして私は、こんなにもアヤの事を意識しているのだろう?
優しくされ過ぎたから?
それとも、昨日手を握られたから?
気付けば彼の事を考えている。
いつも近くにいて、他愛のないやり取りを繰り返していただけの仲なのに。
理由はわからないけど、今もまだ、心臓の鼓動はドクンドクンと高鳴ったままだった。