The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~
アヤと一緒に、斗真と豊の待つ車へ戻る。




「おっ?遅かったな。

もしかしてお前、腹でも壊してたのか?」




斗真は戻りが遅かったアヤを茶化そうとした。


しかし、アヤの表情はぐったりしていて、車に戻るなり大きく溜め息を吐いたのだ。




「……何かあったのか?」




不快感を顕わにしながら戻ってきたアヤを心配し、豊が店内に同行していた私にへ事情を尋ねてくる。




「なんかねぇ……。

煩くて生意気なギャルに囲まれて大変だったみたい。」
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