The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~
「わかったよ。

……じゃあ私は、適当に時間を潰して待ってるね!」




アヤたちは安堵し、嬉しそうに口元を緩めながらほっとした表情を見せた。




「悪いな

都那もボードできれば良かったんだけど……。」




「気にしないで!

倶知安からトマムは遠いし、こういう機会でもなきゃ遊べないじゃない?

せっかくのチャンスなんだから、めいっぱい楽しんでおいでよ。」




……とは言ったものの、占冠村にある大型レジャー施設のメインは広いゲレンデ。


スノーボードやスキーをやらない私は、結局暇を持て余していた。
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