The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~
荷物の引き受け作業をしながら俊哉と話す。




細身の体型やぱっちりとした丸い目。


この面影は昔と全く変わっていない。




「そう。5年前から。

やっぱりこの町はいい所だね。

……俊哉は元気にしてた?

多分、15年ぶりくらいだよね?」




「俺はまぁ、……いろいろあったよ。

大阪の大学に進学して、そのままずっと関西に残ってたんだけどさ。

ちょっと事情があって、今はまたこっちに戻ってきてるんだ。」
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