The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~
Scene.3
俊哉と再会した週の金曜日の夜、早速彼から電話があった。
―――「山田のペンション街で親友が店をやってるんだ。
良かったら、今日はそこに行かないか?」
彼の誘いに私は快諾し、仕事が終わってからそのまま俊哉と一緒に夕飯を食べる事になった。
職場の職員通用口近くに停まった1台の黒いワンボックスカー。
その運転席から、私に気付いた俊哉が手を振っている。
「助手席に乗ってよ。
腹減ったから早く行こうぜ!」
―――「山田のペンション街で親友が店をやってるんだ。
良かったら、今日はそこに行かないか?」
彼の誘いに私は快諾し、仕事が終わってからそのまま俊哉と一緒に夕飯を食べる事になった。
職場の職員通用口近くに停まった1台の黒いワンボックスカー。
その運転席から、私に気付いた俊哉が手を振っている。
「助手席に乗ってよ。
腹減ったから早く行こうぜ!」