The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~
「ありがとう!

でも、本当にいいの……?」




軽いノリで図々しい事を言ってしまった。


その反省から、少しだけ不安になっていた私。


もしかしたら、俊哉に無理を言ってしまったんじゃないか……って。




だけど彼は、変わらず微笑みながら再び「いいよ」と私に言ってくれた。




「アヤが帰ってきたら相談してみるよ。

多分OKだと思うから、少しだけ期待して待ってて!」




俊哉は空になっていたジンジャーエールの瓶に気付いて同じものを追加注文してくれる。


彼は色々な所に気が付き、本当に私の事を気遣ってくれていた。
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