The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~
「でも、この車可愛いでしょ?

雪が多いこの地域で走るのには向かないけど……。」




「そうかもな。

だけどこの車、都那にすごく似合ってる気がする。

オシャレでちっちゃくて、……プッ……。」




そう自分で言いながら、俊哉は笑いを堪えられず小さく吹き出した。



「何よ、それ!?

オシャレって言われるのは嬉しいけど、小さいってのは余計じゃない?」




怒ったように頬を膨らませると、俊哉は更に可笑しそうに笑い出す。
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