冬恋
享年10歳

儚くも幼い命は
天国へ行きました。

「今朝、天国へいったの」

あの日のお姉ちゃんの
声が今でも耳にのこって
消えてはくれなかった。



そして2人は
看取らせてくれなかった
施設の人を恨んだ。
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