冬恋
「夏…ばいばい」

朝美は笑顔でさよならを
せめて、大好きな
夏だけでも…
そう思っていた。

「…あーちゃん!嫌だよ、行かないで」
夏は堪えきれない想い
だった。

「無理だよ。夏、
待たね。遊びに来るから」

そう言って夏と朝美は
別れた。
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