冬恋

しかし、妙な胸騒ぎは消えること
なく増していく。
心臓がバクバクいっている。


お姉ちゃんと最後会話したのはいつ?

「お姉ちゃんみたいにならないで」

そんなことを言っていたよね…?

あれ、、最後なのかな?



お姉ちゃんが帰ってくる
3時過ぎ…。

いくらなんでも遅すぎる…。

心臓が張り裂けそうだった。
今日は帰って来ないだけだ。

自分に言い聞かせた。
そして、寝室に戻ろうとしたとき…
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