冬恋

「…どうした?」

何事もなかったように部屋の前に立って
ドアを開けようとしていた。

「中、入ってもいいですか?」

手にはケーキがあった。
手紙も添えられていた。
< 49 / 56 >

この作品をシェア

pagetop