枝垂れ桜に舞う蝶

「ーーはい、終わった」


私はその瞬時で土方の横に回り、胴を叩いた

時間にして、これまた2、3分


「……………勝者 桐葉さん」


沖田の声が響いた

槙はやりやがった……………って顔してる

私は竹刀を自分の肩で軽く弾ませながら言った


「口ほどにもないな、土方」


「……………訂正する、お前は強い」


「分かったらいいんです。土方さん♪」


私はニッコリと不敵に微笑んだ

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