枝垂れ桜に舞う蝶

庭に裸足で降りるとひんやりと冷たい


「冷たっ」


私は桜の木の下まで小走りをした

あ、木に登ればいいか

身体能力が上がってるんなら、

飛び乗れるはずだ

私はジャンプした


「おぉ、登れた」


軽々しく飛び乗ることができた

まるで蝶がひらりと舞い上がったかのように
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