枝垂れ桜に舞う蝶
「…………………………しょうがないですねぇ」
呆れた声を出しながら私は鍋の中の謎の物体を捨てた
「おい、何すんだよ!?」
驚いた声をあげる佐之さん
「私が、作ります。あんなもの食える訳ないでしょう」
てきぱきと次々に料理を作っていく私
「ありがてぇな!!どうも俺らの料理は評判悪くてな!」
「当たり前でしょう。あんなゴミ、お腹壊します」
朝餉の準備が終わるまで私の3馬鹿の料理を貶す辛辣な言葉は続いた