枝垂れ桜に舞う蝶
「そこにいる方、出てきなさい」
総司の声に反応してか、浪士であろう気配が動く
私の予想通りに人数は10人
まぁ、総司と私が居ればどうとでもなる人数だよね
「壬生狼には消えてもらう!」
そう言って浪士達は斬りかかってきた
「すみませんが、そう易々と殺られませんよ」
私は総司の前に出て一番最初に斬り込んできた浪士を斬った
「桐葉さんにばかり任すのはあれですね。私もやります」
総司も刀を抜いた