枝垂れ桜に舞う蝶

数分後。

かすり傷なく、息も上がっていない私と総司は

全ての浪士を斬り伏せて刀を納めていた


「後片付けは皆さんに任せていいですか?」


私は振り返って一番隊の方に言う

承諾の返事を聞きつつ、私は身なりを整えた


「では、半分は後処理に半分は巡察を続けましょう」


総司は歩き出す

私はその後をついていった

この後、さして問題はなく

私の初めての隊士としての仕事は終わった
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