枝垂れ桜に舞う蝶
できるだけ声を張り上げて神社へ向かって叫ぶ
「どうされましたー?何か用でも……………」
すると、中から20代前半くらいの青年が出てきた
そして私の顔を見るなり目を丸くして黙り込んでしまった
多分……………呉羽と間違えてるなぁ~
「すみません、私は桐葉言います。呉羽に頼まれてここに来たんですわ」
「呉羽が……………」
「えぇ、話せば長くなってしまうんやけど」
「中へどうぞ」
私達は神社の建物内に案内されて入っていった
「話しは分かりました。私らは桐葉はんに協力します」
「ありがとうございます、楸はん」