枝垂れ桜に舞う蝶
煩いよ、すっごい
人一倍に私は耳がいいんだから
「で?ちゃんと拝命してきましたか~?」
「お前……………知ってんなら訊くな」
「当たり前じゃないですか、成績優秀、文武両道の私が知らないとでも?」
「思ってねぇーよ」
「ならいいです。で?新選組の名を拝命できましたか?」
「お前の言う通りだ」
「そうですか、ではお邪魔しましたぁー」
「何しに来たんだ!お前は!!」
「うーん……………遊びにですかね」
「さっさと消えろ!」
久々の土方いじりを楽しみながら私は部屋を後にした